建築デジタルツールを使うために必要な環境について知りたい人に読んでもらいたい記事です。
いざデジタルツールの勉強を始めようと思ってもソフトを動かせなかったら意味がないですよね。
デジタル化を始めるためには環境整備が必要です。
ちゃんと整備するとストレスが少ないのでおすすめ!
この記事では、建築業界でデジタル化を始めるために必要な環境整備について、どんなパソコンが必要になるのかを解説します。
パソコン以外にも必要になる周辺機器も紹介しています。
- 業界内で使われているソフトウェアに合わせたパソコンのスペックを知ろう
- パソコンのスペックを理解できるようになろう
- パソコン以外に必要な周辺機器も確認しよう
建築デジタルを始めるために必要な環境整備とは
建築デジタルを始めるために必要な環境として一番大事なものはパソコンです。
業界内で使われているデジタルツールがどのようなスペックのパソコンで動かせるのか知る必要があります。
ソフトを知らずにパソコンを買うのは後悔につながります!
デジタル化の目的が分からなかったり、どんなソフトがあるのか知りたい人はこちらの記事をチェックしましょう。
デジタルツールに合わせたパソコンのスペックを知ろう
デジタルツールを使う目的やどんなソフトがあるのか理解した上で、これから勉強し始めたいデジタルツールに合わせた作業環境を用意しましょう。
主要なソフトの簡単なまとめです。
- Rhinoceros(ライノセラス)
- Grasshopper(グラスホッパー)
- Revit(レビット)
- Dynamo(ダイナモ)
これらのデジタルツールを動かすための環境、つまりパソコンがどんなものなのか理解するためには、少しだけでいいのでパソコンについても知っておく必要があります。
パーツと役割を知っていれば、リーズナブルにハイスペックPCを手に入れられるので個人的には知っておいて損はないです。
パソコンのスペックを理解できるようになろう
CPU、GPU、メモリ、ストレージなどのたくさんのパーツを組み上げることでパソコンはできています。
一つ一つがどんなものか分かれば、PCスペックを高めるために必要なことが理解できます。
パーツの名前と役割がよく分からない人は、次の記事でパソコンパーツのイメージを作りましょう。
始めやすくて効果を実感しやすいライノで考えてみる
建築業界で使われているデジタルツールはたくさんの種類があるので、どれから始めてよいか分からない人も多いと思います。
ライノセラスとグラスホッパーは始めやすくて効果を実感しやすいデジタルツールです。
ライノが動けば大体のソフトは動くので、建築デジタルの始めの一歩として良い選択肢になると思います。
特に設計者にはオススメのデジタルツール!
パーツが分かる人向けですが、ライノを快適に動かすためのスペックは次の通りです。
OS | Windows |
CPU | Intel Core i7以上 |
GPU | 最低GeForce GTX 1660以上 推奨GeForce RTX 3060程度 |
メモリ | 最低16GB以上(推奨32GB以上) |
SSD | 512GB以上 |
ノートパソコンとデスクトップパソコンでは同じ名前でもGPUの性能が大きく変わるので注意です!
もしよくわからないから相談したいという人がいたらTwitter(@KCDCjpn)でDMを送ってください。
デジタル化を進めるためのパソコンはどこで買うべき
パソコンに興味がある人なら絶対知っているんですが、デジタル化を進めるためのパソコンはBTO(Build To Order)ショップ一択です。
先ほどパーツとその役割を知っておくべきと言っていた理由は、BTOショップの注文の仕方に関係しています。
パソコンの組み立てと販売を行っているショップです。
ショップが用意しているパーツセットを選んで、必要に応じてパーツをカスタマイズして注文します。
パーツの役割を知っていれば、自分の欲しい環境に合わせてカスタマイズできます。
タイミングによっては自作PCとそこまでコストが変わらないほどリーズナブルなショップもあります。
BTOについての詳しい説明はこちらの記事にまとめています。
パソコン以外に必要なアイテムを考えてみた
デジタル環境として一番大事なのはパソコンですが他にも必要なものがないか考えました。
- PCモニター/ディスプレイ
- キーボード
- マウス
- 作業机
- 椅子
- 照明
デスクトップパソコンの場合はPCモニター/ディスプレイ、キーボード、マウスも重要です。
ノートPCの場合でも用意しておくと作業しやすくなりますよ。
また、快適に作業するためには作業机、椅子や照明にも注意が必要です。
電機メーカーの富士通もパソコン作業の環境についての重要さをまとめています。
デジタルツールはどうやって身に付けるのか
デジタル化を始めるための環境を整えたらツールの学習を始めましょう。
建築業界のデジタル化も少しずつ進んでいるので学習リソースも増えてきています。
インプットはなるべく短期集中で実践を中心にしたいですね。
どうやって身に付けるかは別の記事で詳しくまとめます。
まとめ:快適な環境で効率よくデジタルスキルを磨こう
この記事では、建築デジタルを始めるために必要な環境整備について説明しました。
必要な環境としてまず一番大事なものはパソコンです。
パソコンは使うソフトに合わせてスペックを決めることが重要ですが、スペックを決めるためにPCパーツの役割を理解しましょう。
役割が分かればPCのスペックを自分で決められます。
この記事では建築デジタルの一歩目におすすめなライノセラスについて必要なスペックを紹介しました。
OS | Windows |
CPU | Intel Core i7以上 |
GPU | 最低GeForce GTX 1660以上 推奨GeForce RTX 3060程度 |
メモリ | 最低16GB以上(推奨32GB以上) |
SSD | 512GB以上 |
また、ハイスペックパソコンをリーズナブルな価格で手に入れられるBTO(Build To Order)についても紹介しました。
家電量販店でのPC購入はおすすめできない場合があります。
環境整備をしっかりとおこなうことで快適に、効率よくデジタルスキル習得を進められます。
また、効率面だけでなく健康面から見ても作業環境は重要なので自分に合う環境つくりを目指しましょう!
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