ライノセラス触りたいけどパソコンのスペック迷うって方は多いと思います。
去年BTOでパソコンを買いました。BTOパソコンでライノセラスを使った場合にどれくらいの快適さで作業ができるのか見ていきましょう。
よく疑問に上がるところをまとめてみました。
- ライノセラスが動く環境は?
- どれくらいのスペックがあれば快適に動くの?
この疑問を解消できる記事を書いてみたいと思います。
先に簡単な結論ですが、20万円弱BTOパソコンなら快適に使用できると思います。
ライノセラスが動く環境ってどんなものなんだろう
パソコンって長い間パートナーになるから購入時にはとっても迷います。

自分に最適なパソコンって難しいですよね。
自宅用にデスクトップパソコンを買ったので、そのスペックでライノセラスがどれくらい快適に動くか試してみました。
購入を考えている方にとってスペック比較の参考になれば嬉しいです。
ライノセラス公式が出してる動作環境
まずは公式が出している動作要件(スペック)を紹介します。
- 64ビットのIntelまたはAMDプロセッサ(ARMはサポートしていません。)
- 63より多いCPUコアは対応外
- 8GBのメモリ(RAM)またはそれ以上を推奨
- 600MBのディスク空き容量
- OpenGL 4.1対応のグラフィックスボードを推奨
- 4GBビデオRAMまたはそれ以上を推奨
なるほど分からんって感じですね。笑
このスペックがあれば動くのは分かったけど、この後何を買うかの判断は分かれますよね。
原因として次のことがあるのではないでしょうか。
- 人によってパソコン作業の快適さの感じ方が変わる
- 人によってライノセラスのモデルの規模が違う
- 人によってライノ以外のパソコンの用途が変わる
- デスクトップ or ノート問題
個人差を含む要素がたくさんありますよね。
20万円BTOパソコンでライノセラス快適に動くかの検証
今回はデスクトップパソコンで検証です。
快適さを求めるのであればデスクトップ一択なのかなと思います。ハイエンドノートってまだまだ重いんですよね。
ノートパソコンは参考までにページ下部にまとめてあります。
20万円弱BTOパソコンのスペック
購入したパソコンのスペックは以下の通りです。
- BTOのミドルレンジ級デスクトップPC(保証込み20万円程度)
- OS:Windows 10 Pro
- CPU:Intel Core i7-10700K
- メモリ:32GB
- GPU:GeForce RTX 3060 Ti
- SSD:512GB
- HDD:なし
重いゲームもサクサク動く感じの構成でしょうか。試しにSteamでFPSなどをしてみましたがストレスなしでした。
家ではRevitは使わないのでGeForceにしています。(GeForceでも動くとは思います)
ライノセラスのモデル容量が増えると快適さが変わるか検証

今回はソリッド立方体の数を増やしてモデル容量を管理し、モデルビューを操作する場合にどれほど快適さに影響が出るか確認してみました。
検証に使ったモデル容量とソリッド立方体の数
- 50MB :立方体 30個x 30個x 30個
- 200MB:立方体 50個x 50個x 50個
- 250MB:立方体 75個x 75個x 75個
- 600MB:立方体100個x100個x100個
ビューを回転する場合の快適さを確認してみました。
- 50MB :サクサク
- 200MB:サクサク
- 250MB:少しずつ重さを感じる
- 600MB:重い
ソリッドでのモデリングは容量が重くなるため、パソコンスペックがあまり高くない場合はモデリングに工夫が必要になります。
例えばサーフェスを使用してモデリングを行うことで快適さは全く違うものになるかと思います。
モデルによって使い分けられるように覚えておくと後々便利です。
同じくらいのスペックのノートパソコンってあるの?
3DCADや3DCGにはGPU(グラフィックボード)のスコアが重要です。GPUスコアには様々なものがありますが、3DMarkというスコアで比較してみたいと思います。
私のパソコンにはGeForce RTX 3060 Tiが採用されています。こちらのGPUの3DMarkのうちTime Spy Graphics Scoreは11933*です。目安は下記のとおりです。
3DMarkの目安*
- 10000~・・・144Hz対応のディスプレイを用いて滑らかな動きを体験したい場合や大型液晶ディスプレイに繋ぎ4K解像度でゲームを行いたい場合など。最先端の映像美を体験できるが対応のディスプレイ必須。変態向け
- 7000 – 10000・・・コストの限りできる限り高いフレームレートで滑らかな映像を楽しみたい場合。4Kはゲームによっては厳しい。一般的なFullHD解像度のモニタでは能力を持て余すため、144Hz対応ディスプレイを購入することが望ましい。コアゲーマー向け
- 4000 – 7000・・・FullHD画質で全てのゲームを快適に遊ぶことができる。またVRも楽しめる。一般的なゲーマー向け
- 2000 – 4000・・・重めのゲームでは快適ではないものの、ほぼ全てのゲームをFullHDで遊ぶことができる。ライトゲーマー向け
- 700 – 2000・・・FullHDは軽いゲームを除き厳しいが、HD画質ならばそれなりに快適にゲームができる。ゲームが気になるが普段ゲームしない人向け
- 400 – 700・・・HD画質(1280×720)ならば大抵のゲームは遊ぶことができるレベル、重いゲームは無理
- 200 – 400・・・HD画質でドラクエなどの軽い3Dゲームは何とか可能
- 0 – 200・・・・・あきらめましょう
予算によりますが、ゲーミングPCやクリエイターズPCというシリーズがあるようなショップではライノをサクサク使えるパソコンが購入できると思います。
Lenovoを使用されている方が周りにいるのでいくつか紹介します。

Lenovoのノートパソコンは安価なものから高性能なものまで幅広い品揃えがあります。
一般的にデスクトップPCよりもノートPCのほうが性能が低い場合が多いです。ですが、同じ価格帯でそこそこ同じような性能を発揮できるパソコンを見つけました。
次のリンクからLenovoのサイトへ飛びましょう。
次の画面が出てくるので、ゲーミングを選択します。

次のページが出てきます。

ノートパソコンが表示されます。赤枠で囲まれている左側の商品は保証込み20万円以内で購入できます。

それぞれ次のスペックです。高性能ノートなのでやや重いですね。
Legion 750i
- OS:Windows 10 Home 64bit
- CPU:Intel Core™ i7-10750H
- メモリ:32GB
- GPU:GeForce RTX 2080 Super with Max-Q Design
- SSD:1TB
- HDD:なし
- 重さ:約 2.25kg
Legion Slim 750i
- OS:Windows 10 Home 64bit
- CPU:Intel Core™ i7-10750H
- メモリ:16GB
- GPU:GeForce GTX 1660Ti with Max-Q Design
- SSD:1TB
- HDD:なし
- 重さ:約 1.86kg
公式サイト内からの情報ですが、購入前にご確認ください。
Lenovoのページ内で質問できるチャットコーナーがあるので、製品の仕様について詳しく聞いてみてください。
同じようなグラフィックボードが載っているPCであれば問題ないと思います。
私は持ち運びもしないですし、予算を20万円上限のデスクトップPCを選びました。デスクトップであればBTOもカスタマイズできておすすめです。
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