【建築業界人向け】パソコンパーツの一覧と役割の解説

建築業界で働く人向けに、パソコンを構成するパーツの一覧とそれぞれの役割を解説します。

普段たくさんのソフトを駆使しながら働いているかもしれませんが、パソコンが重くて作業が進まないときはありませんか?

作業とパソコンのスペックのバランスが崩れている可能性があります。

panna

パーツについて少しでも知っておくと、自分に必要なパソコンスペックを用意できるようになります。

料理人に例えれば調理道具なのに、建築業界では意外と知らずに使っているパソコン。

健全にデジタル化を進めるためにもハードウェアの知識は持っておきましょう。

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パソコンパーツの一覧は意外とシンプルで10種類程度に分けられる

パソコンパーツは大まかに見ていくと次の10種類に分けることができます。

パソコンのパーツ一覧

スクロールできます
パーツの名前建築業界人にとって重要かどうかどんな役割?
PCケースパーツを組み込む入れ物!
マザーボードパソコンの土台部分!
CPU重要!パソコンの処理部分を担う頭脳!
CPUクーラー(空冷・水冷)CPUの温度を正常に保つ!
メモリー重要!たくさんの処理をするための作業机!
電源ユニットパーツに電力を供給する役割!
ストレージ(HDD/SSD)やや重要データをしまっておく倉庫!
グラフィックボード重要!画像や映像を表示させる役割!
DVD・Blu-rayドライブDVDやBlu-rayを読み込んだり書き込んだりする役割!
周辺機器(マウス・モニター・キーボードなど)入力・出力のために必要な機器

各パソコンパーツの解説

1つずつパーツの解説をしていきます。

panna

主要な建築関連ソフトとの関係性も書いています。

PCケース

PCケースはこれから紹介するパーツを組み上げてパソコンとして成立させるために必須のパーツです。

panna

パーツを組み上げるための取付穴などがついている専用の箱です。

パソコンを自作する人は中身が見えるようにしたり、光らせたりしておしゃれにカスタマイズしたりします。

大きさや形ごとに大体次の6種類にわけられます。

  • ミニタワー
  • ミドルタワー
  • フルタワー
  • スリム型
  • キューブ型
  • 特殊形状型
panna

会社で見るのはミニタワー、ミドルタワー、スリム型が多いと思います。
進んでいる会社ではフルタワーのPCケースを使ったハイスペックPCがあるかもしれません。

人事や総務などの管理部門の方はスリム型が多いです。

CGやCAD、解析ソフトなどを使う設計部門の場合はミニタワーや、特にミドルタワーケースを使う場合が多くあります。

キューブや特殊形状は会社ではあまり見かけません。

panna

ケースによって設置できるマザーボードに制限があるので、自作する場合は注意が必要です。

BTO(Build To Order)ショップなどスペックから注文する場合はあらかじめショップ側が選んでくれるので、気にするのは見た目や大きさくらいです。

マザーボード

マザーボードはパソコンの土台部分です。

もう少し具体的に言えば、CPUとメモリーなどのパソコンの処理性能を決めるパーツを取り付ける部分です。

次に紹介するCPUをマザーボードに取り付ける様子
panna

どうしてマザーボードという意味なのかは分からないそうです。
誰が決めたか分からない通称が正式な名称になるってロマンがあってすごく興味深い。笑

今でこそ規格化されたパーツとして流通してますけど、パソコンというものが作られ始めた時は様々な形や機能を持ったパソコンの亜種みたいなものがたくさんあったんでしょうね。(想像の域を出ませんが)

PCの歴史に詳しい方がいたらマザーボードの由来ぜひ教えてください。とっても嬉しいです。

panna

PC自作でもしない限り、マザーボードの規格やサイズなどの細かい所まで自分で決めないのでパーツの存在を知っている程度で問題ありません。

CPU

みなさんお待ちかねのCPUです。

少し前の世代のCPU(Intel社製)

CPUはパソコンの頭脳と表現されることが多いですが、それはパソコンの処理(制御と演算)を担当するためです。

panna

どれほどかっこいいケースを用意しても、CPUがいまいちだと動作が重くて作業になりません。

建築業界でもデータを扱う作業が増えているので、これからデジタル化を進めたい人にとって、性能のいいCPUは非常に強力なパートナーとなります。

しかし、CPUだけ性能が良ければいいという事ではなく、メモリーやグラフィックボードとのバランスによっては上手く使い切れずにパワーを持て余してしまう事もあります。

自分が行う作業の処理の重さに合わせて最適なバランスを考える必要があります。

panna

最後は予算内で一番スペックのいいものってなるんですけどね。
建築業界にいれば嫌でも分かりますが予算はとっても大事。笑

CPUのメーカーはIntelとAMD

CPUのメーカーにはIntelとAMDがあります。

設立はどちらも1970年あたりで、今ではこの2社が全世界のほぼすべてのシェアを獲得しているようです。

また、PCのパフォーマンスを計測するソフトウェアを開発するPassmarkの調査によれば、IntelのCPUのほうがAMDのCPUよりシェアが高いというデータがあります。

panna

ノートパソコンとサーバーに使われているCPUはIntelがかなり高いシェアを誇りますが、デスクトップPCについては2020あたりから五分五分のシェアになっています。


将棋棋士の藤井壮太さんはモンスター級のハイスペックパソコンを使っているというニュースが一時期話題になりましたが、AMD製の超高性能CPUをつかっています。笑

建築業界でデータ活用が進んでいるとはいっても、一般的には藤井壮太さんのPCほど高いスペックのCPUは必要ありません。

建築業界での業務で使う場合はIntelで問題ないですが、高度な科学技術計算プログラムを組みたい方はAMDのCPUも選択肢に入ります。

CPUクーラー(空冷・水冷)

CPUは処理を頑張れば頑張るほど熱を発します。

この熱を放置していると熱暴走といって極端に性能が下がる現象をおこすので、この熱暴走を防ぐためにCPUにはクーラーがついています。

panna

一般的にはCPUに付属していますが、自作する方は別で購入してファンの騒音を防いだり冷却性能を向上させたりしています。

ファンでCPUまわりの空気を入れ替えて放熱をする空冷クーラーが一般的です。

いかついファンでCPUを直接冷ます空冷クーラー

水冷クーラーは冷却液によってCPUの発熱を受け取り、ファンによって排熱することでCPUの冷却をおこないます。

普通に購入する場合には水冷クーラーはあまり知らなくても問題ないのですが、知りたい方は超大手BTOメーカーのマウスコンピューターのHPにとても分かりやすくまとめられています。

水冷クーラーの仕組み|マウスコンピューター(外部サイト)

メモリー

パソコンのデータを書き込んだり読み込んだりする記憶領域としての役割を持つのがメモリーです。

性能の高いメモリーほどたくさんのデータを記憶できるので、高性能メモリーを積んだパソコンは「たくさんの種類のデータを同時に扱うことができる」スペックとなります。

パソコンの処理を人間の作業に置き換えて考えると、メモリーは作業机に例えられます。

panna

たくさんのソフトウェアを起動して作業している人はいませんか?
きっとあなたのパソコンは十分なメモリを積んでいるので、複数の作業を同時並行でこなせるんですよ~

建築業界で働いている方で設計職の方は特にたくさんの種類のソフトを使うので、メモリはとても重要なパーツです。

電源ユニット

電源ユニットはパソコンのパーツに電力を供給する役割を持っています。

電源ユニットにも容量があって、どの程度の電力を供給できる製品なのかが決まっています。

panna

パーツに必要な電力も決まっているので、使うパーツに必要な電力の合計よりも電源ユニットの容量を大きくしないと電力不足で動きません。

最大の電力消費容量ぎりぎりだとパフォーマンスが下がったり故障しやすくなるので余裕を持った構成にするべきです。

また、自作PCの場合は出来上がった後でパーツを増設したりすることもあるので、将来拡張する予定が少しでもあれば電源ユニットにさらに余裕を持たせたパーツ構成にすることも必要です。

ストレージ(HDD/SSD)

ストレージは皆さんが作ったデータやソフトウェアのデータをしまっておく保管庫のような役割を持ちます。

ストレージ容量がいっぱいになるとデータを保存する場所が無くなり、処理速度の低下につながります。

panna

最終的には動かなくなってしまう事もあるので、ストレージの容量には余裕を持たせるか、頻繁にデータの整理をする必要があります。

少し前まではHDD(ハードディスクドライブ)が主流でしたが、読み込み速度の速かったり静音性が高かったり故障しにくいなどの理由でSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)をメインのストレージに使うケースが増えています。

頻繁に読み込んだり書き込んだりしないデータについては、セカンドストレージとして安価なHDDを積めば容量に余裕が出ます。

建築業界ではたくさんのデータを日々作成するので、ストレージ周りの構成は余裕を持たせるべきです。

グラフィックボード

グラフィックボードは画像や映像を描写する役割を持っています。

わざわざつけなくてもCPUの中に載っているものもあります。

panna

ただ、動画編集やCG作成、CADやBIMソフトなど建築業界では増設しないと全く無理な作業もあるのでとっても重要なパーツです。

CPUと比べると高度な処理を得意とするのがCPUで、単純な処理を並行して進めるのが得意なのがGPUです。

CPU内蔵型のGPUを含むとAMDやIntelのシェアが高いのですが、デスクトップに独立して積むタイプの高スペックなGPUはNVIDIA社一択です。

GPUはQuadroとGeForceどっち?

簡単に言えば3DCADや高い画像描写能力を持つのがQuadroで、ゲームが得意で処理能力に比べてコストがおさえめなGeForceといった感じです。

panna

会社で使う業務用PCならばQuadroが選択肢に入りますが、自宅で使う高スペッではなかなかQuadroは高価すぎて手を出しにくいという印象です。

とはいえBIMソフトやCADソフトが動かないという事はないので、個人PCであればGeForceが現実的だと思います。

実はQuadroとGeForce以外にもNVIDIA RTXシリーズというものがありますが、こちらはQuadro RTXシリーズ(Quadroの中で高性能なシリーズ)に変わるシリーズの高性能GPUです。(高いしGeforce最上位モデルよりパフォーマンスが劣ってしまう場合がある)

DVD・Blu-rayドライブ

VODサービスや音楽ストリーミングサービスの台頭によって必要性が下がっているDVD・Blu-rayドライブです。

ディスクを読み込んだり書き込んだりすることができます。

panna

OS(オペレーティングシステム)をインストールする時に使うくらいで、ソフトウェアもインストーラーをダウンロードできますし、需要は下がっています。

でもたまに使うのでDVDドライブはあっても良いかもしれませんね。笑

周辺機器(マウス・モニター・キーボードなど)

これはほぼ皆さんご存じだと思いますが、PCを組み上げても人間は使えません。

操作を入力する機器と今どうなっているかを出力する機器がないと、パソコンの中でどんな処理が行われているか分かりません。

panna

マウス、キーボード、マイクなどの入力機器と、モニターやスピーカーなどの出力する機器が必要です。

普通に使う分には詳しい説明は不要だと思います。

周辺機器は一般的なもの以外にもたくさんあります。

先ほど説明したHDDはパソコンにUSBで取り付けるタイプの外付けハードディスクと呼ばれるものもありますし、ゲーム配信などに使うキャプチャーボード等その種類は様々です。

panna

建築業界で働く方のための情報としては、オフィスであまり専門性の高い周辺機器は使わないと思いますので入力と出力する機器があるよという事だけ理解してもらえれば十分だと思います。

まとめ:建築業界で使われているPCは10種類程度のパーツで構成される

建築業界で働く方向けにパソコンを構成するパーツの一覧と、それおぞれがどのような役割を持つか解説しました。

パソコンのパーツ一覧

スクロールできます
パーツの名前建築業界人にとって重要かどうかどんな役割?
PCケースパーツを組み込む入れ物!
マザーボードパソコンの土台部分!
CPU重要!パソコンの処理部分を担う頭脳!
CPUクーラー(空冷・水冷)CPUの温度を正常に保つ!
メモリー重要!たくさんの処理をするための作業机!
電源ユニットパーツに電力を供給する役割!
ストレージ(HDD/SSD)やや重要データをしまっておく倉庫!
グラフィックボード重要!画像や映像を表示させる役割!
DVD・Blu-rayドライブDVDやBlu-rayを読み込んだり書き込んだりする役割!
周辺機器(マウス・モニター・キーボードなど)入力・出力のために必要な機器

パソコンを構成するパーツにどんなものがあって、どんな役割を持つかを理解していると「自分が使うソフトウェアに合わせてパソコンの構成を考えられる」ようになります。

パーツを知っていれば自分で組み立てるところまでいかなくても、カスタマイズパソコンをリーズナブルな価格で手に入れられるBTOショップで注文できるようになります。

panna

家電量販店だと高くて微妙なパソコンを買ってしまうリスクもあるので、購入前サポートも充実しているBTOショップでの購入をおすすめします。

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