Autodesk社のRevitは世界中で使われており、国内の大手建設系企業でも広く使われています。
BIMはInformationの情報の部分がとても大切な項目なのですが、3dCADでは形状を扱うことができても情報は扱えません。一方で、Revitは最もBIMツールらしいBIMツールと呼ばれるほど情報を扱うことに長けています。
建築の情報化を目指すのであればBIMツールを使用しましょう。
この記事では構造設計者や構造BIM担当者のためのRevit Structure入門資料を紹介します。
こんな方に向いています。
- Revit Structureをこれから学び始めたい方
この記事を書いた人
- 日本国内で5年ほどBIM関連の経験を持つ
- データ連携によるワークフロー自動化が得意
Revit Structurteで簡単な鉄骨造モデルを作成するチュートリアル
Revit Structureでモデリングができるようになるために必要なチュートリアルを作成しました。
こちらを一通りこなすことで構造図を作成する準備ができます。
ちなみにAutodeskの製品は、長く契約することでお得に利用できます。
「ご希望の製品の3年契約のサブスクリプションが1年契約の継続より最大約10%お得」
Revit Structureチュートリアル本編はこちら
Revit Structureチュートリアルモデリング編は全12回で構成されています。
01回:構造図を作るために
02回:RUGテンプレートを使ってみる
03回:通り芯をつくる
04回:柱をつくる
05回:平面・断面ビューをつくる
06回:柱頭・柱脚レベルを設定する
07回:梁をつくる
08回:柱梁の断面を変える
09回:符号をつける
10回:基礎周りをつくる
11回:鉄骨小梁と水平ブレースをつくる
12回:床をつくる
文字だけでなく操作画面のキャプチャもたくさん載せているので独学で進められる内容になっていると思います。
Revitで構造モデルを作成するための基本的なモデリング操作を理解できます。
Revit Structureチュートリアルを終えた後のアクション
おすすめなのは2パターンあります。
- 独学本で基礎を固める
- 自分が担当した物件のモデルを作成してみる
- 比較的小規模なパイロットプロジェクトを設定してRevitを実務に使ってみる
基礎固めにはこちらの書籍がおすすめです。
実務でどんどん使っていくことで、習熟度を上げていきましょう。
まとめ:Revit Structureのモデリングは即習得して次のアクションへ
今回はRevit Structureチュートリアルモデリング編の記事まとめを紹介しました。
Revitは最もBIMソフトらしい振る舞いで建築物の情報化を助けるパワフルなツールです。
モデリングなどの操作はすぐに習得し、実プロジェクトで建築の情報を作って活用する方向へシフトすることをお勧めします。
近い将来設計そのものよりも設計で生まれるデータのほうが価値を持つ時代がやってくると思います。
その時に、一歩遅れない準備を今からでも進めましょう。
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