【Revit Structure】構造エンジニアのためのRevit初心者講座12: 床をつくる

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モデリングも最後となりました。ここでは床の作成を行います。場合によっては床を作成しなくても構造図は作成できるのですが、必要な時に一人で作成できるように飛ばさずに取り組んでみてください。
1階伏図を開きます。

「構造(Structure)」タブから「床 構造(Floor)」を得選択します。すると、下の画像のように既存の部材が半透明で表示されます。

床の境界線を書き、床の仕様についての情報を持つファミリが割り当てられることで作成されます。この半透明の状態で、床の境界線を書いていきます。

今回は180mm厚の置きスラブを作成します。現在梁のレベルはGL±0なので、下記画面のように、設定してください。

使用するFloorファミリタイプ:
スラブ天端レベル:GL+180

それでは、スラブの境界線を作成します。下記画面のように選択して下さい。

このモードは、既存のモデルの線を参照してスラブの境界線を作成する場合に使用します。

赤枠のように選択したあとで、既存部材の線を選択すると、選択した部材に合わせて線が引かれます。外周の梁を四本選択してみましょう。

青枠のように4本線が引かれています。その後、上の画像の赤枠で示されている箇所を選択して下さい。

これは、選択する2つの線をそれらの交差点まで延長する機能を持ちます。最後に下の画像の赤枠を選択して、編集を完了させます。

これでスラブを作成することが出来ました。

余裕のある方は2重スラブの作成に取り組んでみてはいかがでしょうか。

FS20などのようにFloorのタイプを作成して、スラブ下端がGL-1800(200厚の場合は天端GL-1600)となるように作成してください。作成方法は先ほど作成したスラブと同じです。

次回以降は図面としての体裁を整えていきます。

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