Blenderを始めるためのおすすめパソコンを知りたい!という方向けの記事です。
個人的に気に入っているショップが取り扱っているPCの中から予算別におすすめのPCを紹介します。
ある程度頻繁に更新していますが、すぐ売り切れてしまう人気商品もあるので気に入ったら購入を検討してみてくださいね。
panna(パンナ)| 建築デジタルの専門家
建築業界で働いています。
Rhino/Grasshopper/Revit/Dynamo/Python/Blender/Unreal Engineなどのデジタルスキルを使って副業をしています。
これまでに購入したパソコンは8台になりました。これまでの経験を活かしてパソコン購入の記事をまとめています。
実際に購入したことがあるショップの中から、買ってよかったと感じた経験をもとに2つのショップに絞りました。
- Lenovo:リーズナブルな価格でシェアNo.1
- HP:高品質で信頼度抜群のトップブランド
初心者さん向けのパソコンなので、予算は約10万円と約20万円の2つの区間に分けて選びました。
また、この記事ではノートパソコンに絞って4種類紹介します。
早速ですがおすすめノートパソコンの比較表です!
おすすめノートパソコン | 約10万円のおすすめノートパソコン | 約20万円の|||
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イメージ | ||||
ショップ名 | HP | Lenovo | HP | Lenovo |
シリーズ名 | Victus 15 | LOQ 15IRX9 | Victus 15 | Lenovo Legion 5i Gen 9 |
OS | Windows 11 Home | Windows 11 Home | Windows 11 Home | Windows 11 Home |
CPU | △ インテル Core i5-12450H | △+ インテル Core i5-13450HX | 〇 インテル Core i7-13620H | ◎ インテル Core i7-14650HX |
メモリ | 〇– 16GB | 〇 16GB (8GB×2) | 〇– 16GB | 〇 16GB (8GB×2) |
グラフィックス | △– NVIDIA GeForce RTX 2050 Laptop | △+ NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop | 〇 NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop | 〇 NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop |
ディスプレイ | 15.6インチ | 15.6インチ | 15.6インチ | 16インチ |
ストレージ | 512GB SSD | 512GB SSD | 512GB SSD | 512GB SSD |
質量 | 約 2.29 kg | – | 約 2.29 kg | – |
価格 (2024年8月時点) | 119,800円(税込)~ | 118,030円(税込) | 169,800円(税込)~ | 185,020円(税込) |
詳細ページ | Victus 15(インテル) スクロールして該当モデルをチェック! | Lenovo LOQ 15IRX9 | Victus 15(インテル) スクロールして該当モデルをチェック! | Legion 5i Gen 9 |
ノートパソコンはこれ以上予算を上げてもスペックを上げにくいので、もしこれ以上のスペックをはじめから用意したい人はデスクトップパソコンを選ぶ方がいいですよ!
高性能パソコンを買う場合は、デスクトップパソコンの方がコスパが高いです。
【予算別】Blender初心者が買うべきノートパソコン!
Blenderをこれから始める人が一番初めに買うべきノートパソコンを紹介します。
- 予算を約10万円、約20万円の2種類に設定
- Blender初心者の学習~ある程度のレベルまで対応できるノートパソコン
- 持ち運べる限界の重さである2kg程度
- 持ち運べる限界のサイズである15インチ程度
予算があればあるほど高品質なPCが手に入りますが、初心者さんにちょうどいいスペックで選んでいます。
ここでいう「Blender初心者さんにちょうどいい」とは、
Youtubeなどの動画教材や書籍などでの学習~オリジナルの複雑すぎないアニメーション制作まで対応できるスペックというイメージです。
予算があればあるほど高品質なPCが手に入りますが、初心者さんにちょうどいいスペックで選んでいます。
めちゃくちゃ複雑で高品質なリアリスティックなアニメーションを作るためにはもう少しハイスペックかつデスクトップパソコンを選ぶ方がよいです。
ミドルスペックのデスクトップパソコンが欲しい方はこちらの記事も参考になります。
建築学生向けに書いていますが、Blenderなどの3DCGソフトに向いているスペックのPCを紹介しています。
約10万円の予算でBlenderを始めるためのノートパソコンはこちら
この予算であればBlenderの学習を始めるために十分なスペックを持っています。
Blenderの学習は、大体の人がモデリングとレンダリング(静止画・動画の出力)から始めると思いますが、建物でもキャラクターでもなんでも作り始められます。
ただ、長尺のアニメーション制作になるとレンダリングに時間がかかってしまうので、予算に余裕がある人は記事の後半で紹介している約20万円の予算のノートパソコンをチェックしてみてください。
約20万円と言っても20万円以下で選んでいるので要チェックです!
HP(ヒューレットパッカード)のリーズナブルなノートパソコン
シリーズ名 | Victus 15 |
OS | Windows 11 Home |
CPU | インテル Core i5-12450H |
メモリ | 16GB |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 2050 Laptop |
ディスプレイ | 15.6インチ |
ストレージ | 512GB SSD |
質量 | 約 2.29 kg |
価格 (2024年11月時点) | 119,800円(税込)~ |
詳細ページ | Victus 15(インテル) スクロールして該当モデルをチェック! |
ヒューレットパッカードのVictus 15はゲーミングPCです。
パソコンでゲームをするためにはある程度のスペックがないとプレイできないんですが、どうしてもハイスペックすぎて値段が高くなってしまいます。
でも、このVictus 15シリーズは、Blenderの作業にとっても重要なGPUを積んでいるのに比較的手を出しやすい10万円くらいのモデルがあります。
ちなみに、7万円のノートパソコンでも次の記事で紹介している程度のCGは作れます。
ただ、GPUがないとレンダリングなどの描写に結構な時間がかかるので、やはり最低限GPUが搭載されているノートパソコンで学習を始めるほうが快適です。
ヒューレットパッカードで予算おさえめ、GPU搭載であればVictus 15(インテル)シリーズはかなり賢い選択です。
ちなみに、HPのショップで購入すると、引き取り修理(標準で1年保証)・出張修理・アクシデントサポートなどのサービスがあるので何かあった時でも安心です。
Lenovo(レノボ)のリーズナブルなノートパソコン
シリーズ名 | LOQ 15IRX9 |
OS | Windows 11 Home |
CPU | インテル Core i5-13450HX |
メモリ | 16GB (8GB×2) |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop |
ディスプレイ | 15.6インチ |
ストレージ | 512GB SSD |
質量 | – |
価格 (2024年11月時点) | 118,030円(税込) |
詳細ページ | Lenovo LOQ 15IRX9 |
LenovoにもリーズナブルなゲーミングPCがあるので紹介します!
Lenovoは世界シェアNo.1のパソコンブランドで、リーズナブルなノートパソコンを取り扱っています。
実は、先ほど紹介したHPのパソコンよりもコスパが高く、同じ値段ながらCPU・GPU・メモリの性能が高いです。
HPも好きですがどちらかというと僕はLenovo推しなので、この2機種の比較であればLenovoを選びます。
どちらも購入経験がありますが、価格が安いからと言って壊れるわけではないです。
僕はHPとLenovoのPCを買って壊れた経験はありません。
HPのVictus 15(インテル)とLenovoのLenovo LOQ 15IRX9であれば問題なくBlender学習を始められるので、後は商品ページを詳しくチェックして比べてみてください!
約20万円の予算でBlenderを始めるためのノートパソコンはこちら
少し予算がある方、または、少し先のことを考えてややスペックに余裕を持たせたい方はこれから紹介するノートパソコンの方がおすすめです。
これまでに紹介したノートパソコンと比べるとCPUとGPUのスペックが高いのでサクサク動きます。
複雑なモデルを扱ったり数が多くなるととっても重くなってしまうので、スペックには余裕を持たせておくべきかなと思います。
繰り返しになっちゃいますが、これ以上のスペックを求める場合はデスクトップパソコンを選ぶ方がコスパが良くなるので選択肢を広げてもよいと思います。
個人的には、ノートパソコンの手軽さはデスクトップにはないので1台持っておくと便利だと思いますよ!
Blenderやプログラミングなどのスキルを学ぶ際にオフラインイベントに参加することもあるので、持ち運べるノートPCは持っておくべきです。
では、約20万円の予算でおすすめのBlender用ノートパソコンの紹介に移ります。
HP(ヒューレットパッカード)の少し余裕のあるスペックのノートパソコン
シリーズ名 | Victus 15 |
OS | Windows 11 Home |
CPU | インテル Core i7-13620H |
メモリ | 16GB |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop |
ディスプレイ | 15.6インチ |
ストレージ | 512GB SSD |
質量 | 約 2.29 kg |
価格 (2024年11月時点) | 169,800円(税込)~ |
詳細ページ | Victus 15(インテル) スクロールして該当モデルをチェック! |
HPのVictus 15にはスペックの高いパーツの構成が用意されていて、CPUとGPUをグレードアップしたモデルを紹介します。
だいたい40-50%ほど性能が上がっています。
レンダリングの時間やマテリアルを適用してどんな見た目になるかを確認する際のプレビューにかかる時間がずいぶん短くなります。
単純に作業効率が上がるので、余裕があればスペックの高いパーツ構成を選んでみて下さい!
20万円程度の予算と言いましたが、割引されているモデルなので16万円台で買えるのもかなりの推しポイントです。
GeForce RTX 4060 Laptopが搭載されていてこの価格帯はなかなかの安さなんじゃないかと思います!
Lenovo(レノボ)の少し余裕のあるスペックのノートパソコン
シリーズ名 | Lenovo Legion 5i Gen 9 |
OS | Windows 11 Home |
CPU | インテル Core i7-14650HX |
メモリ | 16GB (8GB×2) |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop |
ディスプレイ | 15.6インチ |
ストレージ | 512GB SSD |
質量 | – |
価格 (2024年11月時点) | 185,020円(税込) |
詳細ページ | Legion 5i Gen 9 |
先ほどLenovoのLOQシリーズを紹介しましたが、LenovoはさらにハイスペックなゲーミングPCのシリーズを取り扱っています。
HPのVictus 15のパーツ構成と比べるとCPUの性能が高くてメモリもやや優勢ですが、価格が1.5万円くらい上がります。
ただ、CPU(Core i7-14650HX)の性能がかなり高く、GeForce RTX 4060 Laptopの組み合わせで20万円以下で買えるのも驚きです。笑
同じCore i7でも13620Hと14650HXでは世代が違っていて、1つ世代が違うだけでもかなり性能が上がります。
予算次第にはなっちゃいますが、20万円以下で探している方はLenovoのLegion 5i Gen 9を選ぶとよいかなと思います。
そこまで高性能にしても使いこなせないかも…と戸惑ってしまう方はHPのVictus 15(インテル)もコスパの高いモデルなので賢い選択だと思いますよ!
まとめ:低すぎず高すぎないスペックのノートPCでBlender学習を始めよう!
Blender初心者さんにおすすめなノートパソコンを紹介しました。
- 予算を約10万円、約20万円の2種類に設定
- Blender初心者の学習~ある程度のレベルまで対応できるノートパソコン
- 持ち運べる限界の重さである2kg程度
- 持ち運べる限界のサイズである15インチ程度
おすすめノートパソコン | 約10万円のおすすめノートパソコン | 約20万円の|||
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イメージ | ||||
ショップ名 | HP | Lenovo | HP | Lenovo |
シリーズ名 | Victus 15 | LOQ 15IRX9 | Victus 15 | Lenovo Legion 5i Gen 9 |
OS | Windows 11 Home | Windows 11 Home | Windows 11 Home | Windows 11 Home |
CPU | △ インテル Core i5-12450H | △+ インテル Core i5-13450HX | 〇 インテル Core i7-13620H | ◎ インテル Core i7-14650HX |
メモリ | 〇– 16GB | 〇 16GB (8GB×2) | 〇– 16GB | 〇 16GB (8GB×2) |
グラフィックス | △– NVIDIA GeForce RTX 2050 Laptop | △+ NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop | 〇 NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop | 〇 NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop |
ディスプレイ | 15.6インチ | 15.6インチ | 15.6インチ | 16インチ |
ストレージ | 512GB SSD | 512GB SSD | 512GB SSD | 512GB SSD |
質量 | 約 2.29 kg | – | 約 2.29 kg | – |
価格 (2024年8月時点) | 119,800円(税込)~ | 118,030円(税込) | 169,800円(税込)~ | 185,020円(税込) |
詳細ページ | Victus 15(インテル) スクロールして該当モデルをチェック! | Lenovo LOQ 15IRX9 | Victus 15(インテル) スクロールして該当モデルをチェック! | Legion 5i Gen 9 |
例話になってからネットショップのクオリティがうなぎ上りになっていて、リーズナブルなのにスペックや品質が高いノートパソコンが手に入るようになってとっても嬉しいです。
BlenderなどのCGソフトを始めやすくなっているので、趣味で始める人はもちろんスモールスタートの副業につなげる人まで様々な目的に合わせたパソコンをすぐに手に入れられます。
道具は手に入りやすくなっていますが、やってみたい!という気持ちは簡単には手に入りません。
この記事を読んでくれたということはBlenderに興味がある恵まれた状態の人だと思います!
その気持ちが冷めないうちに紹介した価格に見合う価値のあるノートパソコンでBlenderの学習を始めてみてくださいね。
僕もBlenderを使って趣味で制作したりお仕事に活かしていますので始めてよかったと感じるその日が来ることを祈っています!
もしパソコンについての質問がある方がいれば、X(Twitter)のDMでも質問お待ちしてます。
副業についてはブログトップページに詳しくまとめています。
また、WindowsのPCの買う際の疑問を解消する記事もあるのでよければ読んでみてください。
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