IT化などと報道されるようになったのは何年前でしょうか。気が付いたらこんなことになっているのってことたくさんありますよね。
自分の興味や関心のある情報は黙っていても入ってくるのですがそれ以外の情報って本当に知らないから変化に驚きますよね。
まさに浦島太郎です。笑
現代人の全員がある側面では浦島太郎なわけですが、いつまでも変わらない故郷にここはいつまでたっても変わらないなぁなんて思いながら年末年始を過ごしたのではないでしょうか。
それさえも気が付いたら変わってしまうかもしれません。わが麗しの故郷がスマートシティに、そんな日もそう遠くないかもしれません。
1.スマートシティってなんでしょうか
嫌味なくなんでもそつなくこなす出来る男性に対して使っていたような気がする「スマート」ですが、今では誰もが持っているスマートフォンに始まり様々なスマートが世の中を埋め尽くし始めています。
今回は「スマートシティ」について話を進めますが、スマートなシティ…都市はどうなっちゃうんでしょうか。
1.1 スマートフォンでなんとなく理解するスマートシティの概要
皆さんは、スマートフォンってどういうものか、その定義を知っていますか?ちょっと調べてみました。
簡単に言えば携帯電話を賢くしましたということなのですが、一般的にはスマートフォンは携帯電話と携帯情報端末を合わせたものという定義のようです。
概念的にはもともとあるモノに色々な技術を追加してより多くの情報を扱うことができるようにすることで、前よりももっと便利にしちゃおうってことですね。
ちょっと雑かな…笑分かりやすさ重視なので良しとしてください…
ここでスマートシティに戻りましょう。もう説明はいらないかもしれないですが、都市に技術を詰め込んで住みやすくしようということですね。
概念的にはこちらで問題ないかと思います。
1.2 スマートシティになると具体的に何が変わるのか
普通の男性がスマートになったり、携帯電話がスマートフォンになったりするという話ではなんとなく良さを実感できますよね。
都市がスマートになるとどういうことが起こるのでしょうか。
都市は膨大な量の情報を生み出しています。住んでいる人の増減、建物、車、様々なものが日々動き、まるで生きているかのように変化が起きています。よく知っている街も実は日々刻々と変化を続けています。
2019年現在ではスマートシティになることで起きている変化としては、例えば交通網の管理で変化を見て取れます。交通からスマートが始まっているところには訳があるでしょう。
道路を車が走るために、利用する人がもれなく知っている(はず)の交通ルールが存在し、それを守ることで交通が成り立っています。また、それとは別に、渋滞情報などのように道路上のさまざまな状況は情報として整理できます。
交通が滞りなくスムーズに機能するために監理することが必要となってきますよね。その管理をAIなどにやらせてみようということが起き始めています。
AIさんは人間よりも一度に処理する情報の量が圧倒的におおく、ルールに基づいてさぼらずに仕事をします。そのため、交通という単純なルールの中で起こりうる問題がに対して、非常に効果的に解決策を知らせることが出来ます。
それを人間が意思決定し、「人間だけで管理していた時よりももっと上手に管理していこう」という流れです。現代の都市では生まれる情報が多すぎて人間だけでは処理しきれなくなってしまいました。
都市自体が生み出す情報をもっと上手に使って、起きなくてもいい問題は起こさない、より住みやすくスマートなものに変えていこう、それがスマートシティです。
とはいえ、現在ステージとしては初期の初期なのではないでしょうか。まだまだ始まったばかりです。未来からしたら、まだ始まってもないかもしれませんね。
あとしっかり理解しておきたいのは、AIは意思決定まではしません。すべてを最終的に決めるのは人間です。
2.まとめ
今回はスマートシティについてスマートフォンだったりスマートな男性だったりを引き合いに出しながらイメージを掴むことができました。
そのうえで、交通を例にしてスマートシティになることで、これまで使いきれなかった情報を使ってより住みやすく便利な都市になっていく方向性を理解しました。
しかし、その実現にはまだまだ課題が多く、これからということが言えますね。
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