コンピュテーショナルデザインという言葉が定着しつつある建築業界ですが、まだまだ取り組まれていない方もいるのではないでしょうか。中でもパラメトリックデザインを手軽に始められるRhinocerosとGrasshopperをは人気の高いソフトウェアとなっています。
私が始めた時はまだオンラインで手軽に講習を受けられるサイトなんてなかったのでYoutubeを漁ったり実際に使うことでソフトに慣れました。
しかし、今みなさんはそんな気が遠くなるような道を進まなくてもしっかりと基礎を学ぶことができます。
これからシェアするサイトで勉強することで手軽に基礎から応用まで学べるのではないかと思います。更にその先を目指す方にはまた別の記事でプログラミングを使ったGrasshopperの使い方をシェアできればと考えています。
1.最強ツールRhino+Grasshopperの学習サイトはこれだ!
登録が必要なサイトですが、学ぶことができるのはかなり実践的な内容ばかりなのでとっかかりがほしい方は絶対に受講すべきです!
1.1.ThinkParametric
こちらのサイトでは建築に特化されたコンピュテーショナルデザインのための様々なコースが用意されています。画面操作を見ながら講師が丁寧に解説していきます。
RhinocerosとGrasshopper以外にも下記コースが用意されています。
- Autodesk Revitコース
- Dynamoコース
登録後14日の無料期間があるのでこちらを利用してコースを受講して下さい。登録方法は「ThinkParametricの登録方法を解説!」を参照。
1.2.ArchiStar Academy
デジタルデザインの技術を学ぶことができます。こちらもオンラインでの学習サイトで、1カ月間無料期間があり、基礎コースを受講できます。
シドニー大学をはじめ様々な教育機関で使用されています。ちなみにシドニー大学は東京工業大学よりもランキングの高い学校であり、国内だけでなく世界中でコンピュテーショナルデザインを学ぶ質の高い学生が増えていることが分かります。教育機関が採用しているところもあり、しっかりと基礎から網羅された学習コースがそろっています。
こちらもパラメトリックデザインだけでなくBIM(Building Information Model or Modeling)についても学習できます。登録方法は「ArchiStar Academyの登録方法を解説!」を参照。
LinkedIn Learning
海外のドラマにも出てきちゃうほど有名なLinkedInですが、個人や企業の取り組みをメインコンテンツとしています。LinkedInにはこれまでの経歴を書きそれを基にキャリアエージェントからヘッドハンティングの連絡が来たり、仕事面でのネットワーク構築に便利なサービスです。
簡単に言えばビジネスに特化したFacebookのようなサイトのため、オンラインセミナーの姉妹サービスを持っています。それがLinkedIn Learningです。母体のサービスの性質上、しっかりとしたコンテンツでキャリア支援になるような講習が多いです。
こちらも無料トライアルがあるのでそれを利用するのが良いかと思います。上記の画像にも書かれていますが、社内研修にも対応してくれます。
登録の方法は「LinkedIn Learningの登録方法を解説!」を参照。
まとめ
この記事で紹介した3サイトのどれかを選んで学習することで基礎はしっかり学習できます。
更なる技術向上はモノを作るしかないと思います。なんでもいいのですが、壁のデザインをしてみるだとか、好きな建物を作ってみるだとか、何か出来上がると楽しくなりますよね。
コンピュテーショナルデザインを始めるきっかけになればうれしいです。
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