ライノセラス建築パース入門:ビルの梁の作り方を解説

Rhino Grasshopper

ライノセラスのパース入門記事の2回目です。

この記事では、ライノセラスを使って梁を作成する方法をお伝えします。前回のチュートリアルはこちら。

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ライノセラス建築入門:梁を作る方法を画像付きで解説

今回は下の画像のように梁を作成します。

前回柱を作る際に使った柱の枠線を表示させます。

Rectangleコマンドを実行し、柱の枠線右下を始点にします。

現在1,000mm角の柱が芯々9,000mmピッチで並んでいるので梁の枠線は次のような形状にしてください。

  • 梁の枠線のX軸方向の長さ:8,000mm
  • 梁の枠線のY軸方向の長さ:600mm

作成した梁の枠線を選択し、前回の柱同様に押し出します。

  • Z軸方向へ-700押し出す

新しく「Beam」レイヤーを作成し、ソリッド梁のレイヤーを変更します。
レイヤーを変更したい部材を選択し、変更先のレイヤー名の上にカーソルを持っていき、右クリックでメニューが出てきますのでレイヤーを変更してください。

Frontビューを表示させると次のようになります。

次に作成した梁を2階レベルに移動します。

ソリッド梁を選択し、Moveコマンドを起動します。移動量を聞かれるのでZ軸方向正(Frontビューで画面上)に移動します。

  • Z軸方向へ6000移動させます

Topビューを表示します。

2階レベルに移動させた梁を選択し、Arrayコマンドを実行します。情報を求められるので下記のように入力しましょう。

  • 選択したソリッド梁をX方向に複製する数:6
  • 選択したソリッド梁をY方向に複製する数:4
  • 選択したソリッド梁をX方向に複製する寸法:9000
  • 選択したソリッド梁をY方向に複製する寸法:9000

各項目は一つずつ聞かれるので、入力のたびにEnterキーを繰り返しましょう。

非表示にしているColumnレイヤーを表示させます。

次のように外周の梁は柱の外面合わせ、中柱にとりつく梁は芯合わせにしましょう。

ColumnレイヤーとBeamレイヤーを非表示にし、枠線を表示させてください。

梁の枠線を選択してMirrorコマンドを実行します。Mirrorコマンドは、始点と終点を結ぶ直線を境界線として、オブジェクトをコピーしたり移動できます。

Y軸方向の梁を作成したいので柱の枠線の左下の角(下図赤丸をクリック)を始点にします。

柱枠の右上の角を終点(下図右上の角をクリック)とします。

その後はX方向の梁と同じように、枠線を押し出し、ソリッド梁を2階レベルへ移動させ、Arrayコマンドで複製します。

  • Z軸方向へ-700押し出す
  • Z軸方向へ6000移動
  • 選択したソリッド梁をX方向に複製する数:7
  • 選択したソリッド梁をY方向に複製する数:3
  • 選択したソリッド梁をX方向に複製する寸法:9000
  • 選択したソリッド梁をY方向に複製する寸法:9000

下図のような見え方で2階梁ができました。

しかし、実際には下図で赤色で示した部分は不要なので削除します。

Arrayコマンドで複製する時に、画面を見ながら数を数えるのはやや時間がかかるのでやや多めにざっくり数値入力して後で消すと作業が早くなります。

今回はこちらから数字を指定しているので多く作ってしまった場合になりますが…

気を取り直してFrontビューを表示させましょう。

ここでは柱を表示させてからArrayコマンドで2階梁を複製しています。

先ほど説明したように、多少多めにアバウトにY方向の数値を入力しているので、不要な梁は後で削除します。

2階梁を選択してArrayコマンドを実行

  • Y方向:9(実際は7で大丈夫です)
  • Y方向移動量:4000

注意点:ビューが変わるとXYZの定義が変わります。Frontビューでは画像に示すようなXY軸の取り方をします。画面の前後方向がZ軸となります。

Arrayコマンドを実行して不要な梁を削除したら完成です。

Perspectiveビューではこのように建物らしさが出てきました。

次回は床の作成を解説します。

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