建築デジタル向けスペックを知りたい人のための記事です
スペック選びを間違えてパソコンを買ってしまうと結構な確率で後悔します。
わたしもスペック選びを誤って後悔した経験があるので、これから買う人には後悔してほしくない!
建築業界、もしくはこれから建築学生になる人がパソコン選びに失敗しないように、必要なスペックについて紹介します。
かんたんにまとめると次の表です。
パーツ | ノートパソコン | デスクトップパソコン |
---|---|---|
CPU | Intel Core i5 12世代以上 | Intel Core i7 12世代以上 |
GPU | GeForce RTX™ 3050 以上 | GeForce RTX™ 3060 以上 |
メモリ | 16GB (できれば32GB以上) | 32GB以上 |
panna(パンナ)| 建築デジタルの専門家
大学・大学院で建築学を専攻し、修了後は設計事務所へ入所。現在はBIMの仕事をしています。
建築デジタル歴は10年以上。Rhino+GrasshopperとPythonを大学生時代から使い始め、2017年からAutodesk RevitでBIM推進開始。
パソコンを使って副業をしています。これまでに購入したパソコンは8台になりました。
可能性をつぶさない建築デジタル向けPCスペック
簡単に言えば、少し性能の高いミドルスペックパソコンを選ぶべきです。
少し性能に余裕を持たせたミドルスペックパソコンであれば、今やりたい作業は超快適ですし、少し不可の高い作業をやりたくなっても対応できます。
ツール選びで自分の可能性を狭めないようにミドルスペックパソコンの目安をまとめました。
パーツ | ノートパソコン | デスクトップパソコン |
---|---|---|
CPU | Intel Core i5 12世代以上 | Intel Core i7 12世代以上 |
GPU | GeForce RTX™ 3050 以上 | GeForce RTX™ 3060 以上 |
メモリ | 16GB (できれば32GB以上) | 32GB以上 |
このスペックがあれば、ライノやグラスホッパーなどのデジタルツールは余裕で動きます。
ただし、BIMや3DCADをメインで使いたい場合のみ、GPUはQuadroシリーズもしくはRTX Aシリーズを選択肢に入れましょう。(P4000以上あればRevitもOKです。)
最低限必要なスペックでパソコンを選ばない方がいい
快適にソフトが動いて、興味が広がった時でも可能性をつぶさないことを条件に考えています。
自分に関係がありそうなパソコン作業って実はたくさんある
建築学生向けノートパソコンの記事でも紹介しているのですが、デジタルツールを一つ習得すると、派生してやりたい事が増えていく事があります。
私たちに関係がありそうなパソコン作業には例えばこんな作業があります。
やりたい事・興味関心は増えるし変わる
これらのパソコン作業を種類分けしていくと3種類にざっくり分けられます。
次の画像では学生さん向けの話をしていますが、社会人でも新しく興味関心が増えますよね。
わたしの例で言えば、「CG学んでいたらアニメーション制作にも興味が沸いた」という感じです。
デジタルツールを一つ習得すると、派生してやりたい事が増えていく事があります。
そのため、【最低限必要なスペックだけでPCを選ばない方がいい場合がある】という事を理解しておいてください。
パソコンは有名ネットショップでの購入がオススメ
コロナ禍以降、ネットショップのクオリティが爆上がりしてリーズナブルに高品質・高性能なパソコンを手に入れられる世の中になりました。
デスクトップパソコンが欲しい人はBTOショップの記事が参考になります。
ノートパソコンが欲しい人はLenovoを選んでおけば間違いなしです。
ハイスペックなPCでもリーズナブルにゲットできますよ。さすがシェアナンバーワン!
まとめ:興味関心の可能性を考えて後悔しないパソコンスペックを考えよう
これから建築デジタルツールを習得しようと考えている人は、「ミドルスペック以上のパソコンを選択肢に」入れるほうがいいです。
デジタルツールを習得していくと、興味関心は広がって更に高度なソフトやスキルに手を出したくなります。
そのため、関係がありそうな作業を考えて、可能性を狭めなくて済むような少し余裕のあるミドルスペックパソコン以上を選択肢に入れましょう。
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