- ハイスペックパソコンを安く買いたい!
- BTOってどんショップなの?

コストとスペックのバランスを取りたい人は必見です。
建築業界では様々なソフトが使われていますが、パソコンのスペックが低いとデジタル化は快適に進められません。
「どんなPCを買えばよいか分からない」というのが最初の壁だと思います。
パソコン初心者の悩みを解消してくれるのが、BTO(Build To Order)ショップです。
BTOショップでは【自分でカスタマイズしたハイスペックなパソコンをリーズナブルな価格で】購入できます。
建築業界でつぎのソフトを使いたい人は、ハイスペックPCが必要になるのでBTOでPC購入する方がいいです。
- Rhinoceros
- Autodesk Revit
- 3ds max
- maya
- blender
- Unity
- Unreal Engine
おすすめショップだけ知りたい人はコスパの高いセールで有名な【FRONTIER】の記事を見て下さい。

ハイスペックPCを安く手に入れられるBTOとは?

BTOはBuild to Orderの略です。
具体的には「パソコンを購入したい人がパーツの組み合わせを注文、ショップが組み立てて販売する」サービスです。

パーツの組み合わせを注文するのって結構ハードル高いですよね…

その気持ちわかります。
でも、自分が使いたいソフトと作業の快適さを考えれば実はそんなに選択肢多くないんですよ。
BTOなら「欲しいスペック」のお買い得PCを購入できる
BTOの大きなメリットは「自作PCを組むことはできなくてもハイスペックPCを比較的おさえめな価格で購入できる」ことにあります。
スペックを決めるために最低でも次の情報を知っていれば注文できます。
- CPU
- GPU
- メモリ
- ストレージ

パーツの説明は別記事にまとめました。

ショップが用意したセットをユーザーがカスタマイズして注文できる
BTOショップで注文する時はショップ側が用意してくれている「基本セット」をカスタマイズするイメージで注文します。

例えばPCの処理速度を左右するCPUを選ぶ時、BTOの注文画面ではこんな文字が出てきます。

基本セットのパーツは「インテル Core i7-11700F」で、性能を上げる場合の選択肢と、どの程度金額が上がるかが表示されます。
基本セットはそのままでも使用できますが、使うソフトや欲しい環境に合わせてパーツのスペックを上げるなどカスタマイズできるので希望通りの環境を手に入れることができます。

自分の作業環境に合わせてカスタマイズできます!
でも、パーツについて詳しくない方はすこし心配ですよね。
BTOショップではハードウェアの知識を持っているプロフェッショナルに購入する前から相談できるので、自分が考えているスペックに不安があればまずは話を聞いてみるところから始めると心配事が減ります。
BTOショップではどんなPCを買うことができるか
BTOショップでは低価格・低スペックのPCからハイスペックのPCまで購入できます。
ここでいう低価格・低スペックとはプログラミングや3Dソフトなどでの作業を想定しない方向けのスペックで、例えばMicrosoft Officeなどの基本的なツールを使うユーザー向けのPCを指します。
もちろんデスクトップもノートパソコンも購入できますので、持ち運んで資料確認やネットサーフィンなどの一般的な使い方から、オフィスや自宅に置いてがっつりと開発したりBIMソフトを使ったりするようなPCまで幅広く対応しています。

何でも買えますが、用途に合わせたスペックを理解していることが前提です。
スペックに関するちょっとした理解さえあれば、自分に合う環境を手間なくリーズナブルに手に入れることができます。
BTOショップに向いている人と向いていない人

BTOは「ユーザーが注文してショップが組み立てる」という特性上、向いている人と向いていない人にはっきり分かれます。
向いている人の特徴は次の通りです。
BTOショップが向いている人
- なるべく手間を減らしたい人
- 自作できるほどハードウェアに詳しくない
- 自分の用途に合わせたスペックがある程度わかる
- ハイスペックPCをリーズナブルな価格で手に入れたい

どんなソフトを使うかはっきりしてるとBTOとの相性がいいと思います。
逆にBTOショップに向いていない人は次の特徴があります。
BTOショップが向いていない人
- PCの知識が全くない
- 自分でPCパーツを買って組み立てたい
- Macが欲しい人

少しだけハードウェアに関する知識が必要になるので全く知識がない人には向いていません。
一方で、PCを自分で組み上げたい人にも向いていません。
とはいえ、ハードウェアに関する知識は深いものではなく、「3DCGソフトを使うためにはある程度のGPUがないといけないよね」くらいの基本的な知識があれば問題ないようにも感じます。
細かいスペックが気になる人でも、調べたりショップの方に相談するなどしながら進めていけばそこまでハードルが高いようなことではないので安心してくださいね。
建築業界のデジタル化、どれくらいのスペックのPCを買えばいい?
一概には言えませんが、使うソフトによってある程度絞られると思います。
次の項目に少しでも当てはまれば、ハイスペックPCが必要になります。
- 3DCGソフトを使う
- BIMソフトを使う
- 動画編集をする
- ゲームエンジンを使う
つまり、グラフィックボードを搭載したパソコンを購入するべきという事です。
10万円以下のPCにはグラフィックボードが搭載されていない場合が多く、仮に搭載されていても上に挙げたソフトウェアが動かない低めのスペックである可能性が高いです。

建築業界のデジタル化ではほとんどの場合上に挙げたソフトウェアを使用するので、具体的なソフト名からスペックを見ていくことが必要です。
例えばRhino(ライノ)を使いたいと考えている人は次の記事が参考になります。

BTOで20万円で購入できるデスクトップPCで快適さを検証してみたのですが、20万円程度(構成は下記参照)であれば超大型物件でもない限り全く問題ありません。
記事内で紹介しているPCの構成
- OS:Windows 10 Pro
- CPU:Intel Core i7-10700K
- メモリ:32GB
- GPU:GeForce RTX 3060 Ti
- SSD:512GB
- HDD:なし
建築業界のソフトはWindowsメインがほとんどなので、30万円のMacを買って後から後悔するなら、20万円前後のWindowsのほうがおすすめ。
例えば次のようなBTOであれば同じような価格帯で同スペックのPCを手に入れることができます。

FRONTIERとマウスコンピューターについては個別に紹介しています。
他のBTOショップについても比較できるように解説記事を投稿予定です。
まとめ:BTOショップは建築のデジタル化の強力なパートナー
今回はBTOショップがどういうものか説明しました。
BTOショップでは【自分でカスタマイズしたハイスペックなパソコンをリーズナブルな価格で】購入できます。
BTOショップで手に入れられるパソコンによって、快適なデジタル環境を時間をかけることなく作ることができます。

「デジタルツールを使って生産活動を向上させる」ことに時間を割きましょう!
PC購入の際にBTOショップを選択肢の一つに入れる事はとっても有意義です。
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