【Revit Structure】構造エンジニアのためのRevit初心者講座09: 符号をつける

符号をつけるには準備が必要です。まずは、タイプに符号の情報を与えることです。断面を変更した時の①の方法を覚えていますか?SG1という部材の情報を変更することで、その変更はSG1が割り当てられているすべての部材に反映されますね。分かりにくいと困るのでもう一度こちらで確認しましょう。

①の方法を使って既存のタイプに符号情報を与えましょう。

SGY1が割り当てられている部材を一つでよいので選択し、Type Editをクリックしましょう。Type Prpertiesが開かれるので、「符号」と書かれたパラメータを探し、タイプ名と同じくSGY1を入力しましょう。(先ほどSGX1を作成した方はそちらも変更してください。)

これで、SGY1というタイプに符号の情報を与えることが出来ました。次に、下画像の「注記(Annotate)タブ→Tag All」をクリックしましょう。

クリックすると下記の画面が開かれますので、同じようにチェックを入れてください。今回はStructural Framing Tagにチェックを入れてOKを押しましょう。

これで、見下げビュー2Fの中に表示されているStructural Framingカテゴリの部材にタグをつけることが出来ました。

注意が必要なのは、他のビューにはこのタグは表示されません。ビューごとにタグをつける必要があります。

まだまだモデリング作業が続きますが、少しずつ図面の雰囲気を感じられるようになってきました。次のページからは基礎周りの部材を作っていきます。

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