【建築業界IT化】スターツの最先端マンション設計プロセスにびびった話【AI,BIM】

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建築業界ではIT化の波が押し寄せています。特に土地開発などのマンション業界で動きが活発になっています。

今回はマンション業界でデジタルな設計プロセスを確立しつつあるスターツコーポレーションを分析します。

BIMとかAIとかもうなんだよそれという方にも、その概要が分かりやすいものになっています。

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スターツコーポレーションのフルBIM設計プロセス

スターツは通常1~2週間ほどかかる既存のプロセスをたった15分で終わらせてしまうプロセスを確立したそうです…

それだけでなくフルBIMまでできるとかもう…本当にすごすぎます…

スターツのやってる事

簡単に言えばこれまで2Dの図面を使って設計していたところを、BIMとAIを使って自動化させてしまったということです。

つまり、人間がやっていたことをPCにやらせたんですね。

これによって、人間が敷地を分析して1枚1枚作っていくような作業時間や、その途中で起こるミスをなくすことができたのです。しかも、3次元モデルを使って設計していくために、施主に対して建物がどのようになっているかを簡単で現実的なものとして見せることができます。

建築業界にもとうとうITの時代が到来したのだと改めて感じています…

BIMってなんだろう

BIMとはBuilding Information Model(Modeling)です。簡単に言うと3Dモデルに情報を詰め込んで設計、施工や維持管理に役立てることを言います。

何が便利かというと1つのモデルから従来の設計図の様な2D図面などの情報を取り出すため、情報にずれがありません。これだけでもかなりのメリットですよね。

しかも、3次元モデルを作るため、建築物がどんなものになっているのか可視化でき、施主への説明や現場でのおさまりに役立てることができます。設計しながらどんなものが実際できてるのか確認するのに3次元のほうが確認しやすいですよね?

また、BIMの本来的な使われ方である情報のデータベースとしての役割が重要です。例えば、この設備機器はどんな大きさか、メーカー名、耐用年数、仕入れ先までモデルに入れてしまうこともできます。皆さんはデータベースにどんなイメージをお持ちかわからないですが、時系列に沿って情報を3次元的に確認したりそのデータによって管理できる仕組みってなんだか便利じゃないですか?

つまり、BIMとは建物が作られ壊されるまでを情報によって管理・共有できる素晴らしい仕組みなのです。

AIまで使ってるの?

建築系でAIを使うとなると何をデータにしてどんな傾向を掴みたいのかを設定することが非常に難しいと感じています。スターツは株価予想などに使われている仕組みを応用することで収支計画を即座に建てられる仕組みを開発しています。

既に社会に取り込まれている仕組みを工夫して新しい仕組みに応用するというのは非常に効果的なことですね。あくまでもデータを扱おうとする姿勢を感じました。

形のないデータを集めたり動かすということに関しては、マンション業界でこれからもっと考えられてもいい命題なのかもしれませんね。

なぜできたの?

スターツを分析する限り下記の点が成功の秘訣であると考えます。

  • 強烈なトップダウンによる舵取り
  • 若手社員の育成術
  • 既に確立されたAI手法の用途転移

トップダウンによる方針決めがものすごくはっきりとしていて、会社を変えてでもやるんだという力強いものであるという点が非常に大きいと思います。

それだけでなく新しい技術の吸収力のある若手社員にプログラミングやBIMソフトを習得させる点にも驚きました。息の長い立ち上げメンバーの確保と内製化を両立させて今後の発展が非常にスムーズになる組織つくりなのではないかと思います。

AI手法についても先ほど述べた通り、既に社会に取り込まれている金融系の仕組みを利用したもので安定的なサービスを作り上げています。

忘れてはいけないのは、スターツは物事を決定するための材料としてこれらを使っています。すべてPCにお任せではないという点が効率化成功の鍵であるように思います。仕組みを作って決定するのは人間なのです。

まとめ

スターツコーポレーションのBIM設計プロセスについて話しました。今回の記事では下記のことが分かります。

  • BIMってなんですかに対する回答
  • スターツはなんでうまくBIMとかAIをつかえてるのか

この分野は個人的にも興味があるのでまたシェアできればと思います。

BIM-FM PLATFORM by STARTS

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